季節は巡って
今朝は氷点下8度、この秋一番の冷え込みでした。例年になく暖かい11月でしたが、一気に気温が下がり、身体も驚いています。
春3月蓼科に戻ってきてから季節は巡り、本格的な冬が目の前となりました。もうこういう季節になったのか・・。時間が過ぎゆくのは誰にも平等なのですが、私にとっては去年よりも確かに早いような。
思わぬ春の雪に遊び、桜の花びらが舞う春爛漫の里を歩き、新緑の芽吹きと小鳥の囀りに包まれた森、心地よい夏の風に吹かれながらレンゲツツジや高山植物、高原の夏鳥に心躍らせ、そして紅葉の鮮やかさと儚さにただ見とれ、時は過ぎていきました。落ち葉が風に舞い庭を被い尽くし、里にも雪が来る季節です。今年も過ぎゆく季節の移ろいに、心ときめく一年でした。
山の稜線に消えていく太陽は、その前に周りを暖かい光で包んでいきます。いつまでもその場にいたいという気持ちを押さえて、山を下ります。また来年も同じような光景が見れるでしょうか。
初めてお会いする方、随分久しぶりの再会・・、今シーズンも多くの方々とお会いすることが出来ました。凍てつく冬が来る前に蓼科を後にしますが、また春に戻って来ます。皆様お元気でお過ごし下さい。