花桃の里

上田市武石余里、山間の静かな村に、川沿いの道や畑、至る所で花桃が咲き誇っています。白に赤、ピンク、一本の木の中に3種類の色が混じるものもあり、本当に華やかな風景です。交通の不便な山里ですが、村全体で花桃の木を長い時間を掛けて育て、訪れる人を楽しませてくれるのです。

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山間に咲く桜は清楚で美しく、その散り行く姿が何となく物悲しさを感じさせるものですが、花桃は人の心を晴れやかにするような明るさですね。

 

信州の春は、桜、杏子、水仙、レンギョウ、そして花桃と順々に花が咲き誇っていきます。花桃が終われば、新緑の季節でしょうか。今年は春の訪れが早かったのですが、4月中はまだまだ朝は冷え込んでいます。蓼科は今朝も氷点下３度、霜が降り、その度に庭のまだ小さな薔薇の新芽がやられ、少し悲しくなります。