梅雨明け

梅雨がやっと明けました。何時になく雨の多い季節の時計がまた一つ進み、早速空は夏模様、雄大な夏の雲が拡がっています。シシウドや純白のカラマツソウが空の色に似合っています。

久しぶりに高原の様子を見に行きましたが、平日にも関わらず、人出は多く、おそらくニッコウキスゲの群落を期待してのことだと思いますが、今年はもう終わりを告げつつあり、数も少なかったようです。楽しみにされていた方には残念です。そういえば、我が家の庭の花々も強い雨に打たれ続け、咲いては萎み、倒れる毎日を見ていると、可哀そうでした。でも、これが自然ですね。

今日は雄大な雲が空に大きく拡がっています。遠くの山々の眺めはありませんでしたが、夏を強く感じる風景です。吹く風は爽やかで、都会のうだるような暑さとは別世界、もう夏には都会では暮らせませんね(笑)。

何やら黒い雲が少しづつ増えてきたので、早めに戻りましたが、案の定雨が降って来ました。夏山の定番ではありますが、少し意地悪ですね。この夏の高原の空気を堪能している人もいるのになぁ(笑)。

高原の夏は短く、まだ鳥の囀りの聞こえる高原も、次第に鳴き声が少なくなっているようです。ノビタキやホオアカの子育てはもう終わったのでしょうか。カッコウの鳴き声が、例年になく少ないのが気がかりです。