高原の春
家にいてもカッコーの声を聞く時期になりました。高原はまだ北側の斜面に少し雪が残るものの、遅い春を迎えています。
今日は雲の表情が素敵な一日です。北アルプスは少し雲が架かりあまり見えませんが、乗鞍、御岳、中央アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳と、いつも大展望です。この広い高原にカッコーの鳴き声がこだまし、雲が流れ、山肌に雲の影が次々映ってはまた消えてきます。いつもながらの風景ですが、この広い高原を空を見ながら歩くのはやはり気持ちいいですね。
ズミの花も少し咲き始め、高原の鳥ノビタキも高らかに囀っています。もうつがいが出来たようで、仲良く遊んでいます。
雪の道をスキーで歩いたのが二月前です。もうすっかり春になり、これから緑が日に日に濃くなっていきます。真っ赤なレンゲツツジが咲くのがあと一月、高原は初夏に向かっています。
私は昔からリコーダーの音が大好きです。何度か自分でもやってみようと思ったことがあるのですが(笑)。
ミカラ・ペトリのリコーダーは、上手いのはもちろんですが、聴きなれた曲でもまた違った味わいがあるということを教えてくれます。この2枚のCDは、鳥の囀りのように音楽が鳴り響きます。今日のような高原歩きにはふさわしいですね(笑)。
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