実りの秋

今朝は９度まで気温が下がりました。台風が去った後もすっきりしない天気が続いています。高い山はほとんど厚い雲に覆われ、八ヶ岳の稜線まで登ってみようという気になかなかなれません。里ではもうすぐ本格的な稲刈りが始まります。八ヶ岳がかろうじて見える時に、収穫の風景を見に行って来ました。空はもう秋の雲で、大きく高く拡がっています。

今年の生育は順調のようですが、新蕎麦と共に新米を食べるのが楽しみです。香りと甘みが毎年の収穫に込められ、冬が来る前の大きな恵ですね。稲穂を眺め、秋の空の下での穏やかな散歩は格別です。

バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ、もう何組目になるのでしょうか。演奏家は、弾き方や音色を使い其々の流儀で演奏の違いを出していきます。異なる演奏を聴くことによって、曲のまた違う面を発見できるから楽しいのですね。キリがない世界ですが(笑)。、アマンディーヌ・ベイエの無伴奏は、何とも自然で格調高い演奏です。