高原初夏

梅雨末期の強い雨が続いています。今年の梅雨は容赦ない雨が続き、庭の花たちには試練でした。でも、どんなに雨が続いても、高原の花は季節のリレーを続け、６月のレンゲツツジのあと、初夏を彩るニッコウキスゲの花が一面に咲いています。５月の火災の際は随分心配したのですが、火災の後はもう緑に覆われ、何事もなかったようです。今日は快晴の一日、高原らしい空が拡がっています。

都会は既にうだるような暑さのようですが、今日も高原には爽やかな風が吹いています。ニッコウキスゲが終わると、色々な花が次々に咲き出します。カラマツソウはもう見頃です。緑の中にひときわ目立つ白色ですね。

親しみやすく明るい響の中、寂しさが漂うシューベルト後期の作品です。この録音の後に、演奏しているピアニストは亡くなったのですが、本当に鬼気迫る演奏です。